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山形 昌子

5月13日(月)〜18日(土)
会期中無休 11:00 - 6:30

山形さんは昨年の春 フランス南西部ピレネ山中のニオーの旧石器時 代の洞窟壁画を見に行かれました。その際 まず遺跡入口崖の砂礫の 重層に縞馬の模様を想起され さらには洞窟奥の淡い黄赤色の岩壁に 黒色で描かれたバイソン・馬・山羊・鹿の前に立ったとき 1万数千 年の時を越えて新鮮な感動を与える造形に魅了されたそうです。

その後の山形さんの作品は 縞馬のイメージに悠久の刻の流れが重な り合い 画面からは大地の鼓動が伝わって来るように感じられます。
               (アトリエスズキ) 

「波紋 2013」 油彩  100 F 

人間の意識や技術では創り出せない自然の摂理に従った生ある縞馬の姿に魅了され、たくましい生命力、厳しさ、本能的な優しさを表現し、自然の向こうにある見えないものの何かを掴みたいと制作しています。                      (山形昌子)略歴↓

作家略歴
  1. 女子美術大学付属高校卒業
  2. 女子美術短期大学絵画教室卒業
  3. 二紀展初出品(以降毎年)
  4. 第60回二紀展同人賞受賞

雪梁舎フィレンツェ賞展入選、ビエンナーレうしく入選、風の芸術展入選。数多くの個展・グループ展を行う。

現在  二紀会準会員

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